平成18年2月26日の理事会において、本年の事業計画が次のように決定しましたので要約して報告します。 |
1、署名活動
旧桶川飛行学校校舎の敷地は、国(財務省)の所有地であるが、旧校舎は旧陸軍の飛行学校が存在したことを如実に示す貴重な建造物であり、戦後60年を経た現在、ほぼそのまま残っていることは全国的にも稀有であり、歴史資料として保存すべき価値があるものといえる。 署名活動の実施によって、多くの市民に戦争遺跡である旧飛行学校の存在を知らしめるとともに、文化財としての保存の機運を高め、保存・記録の要望書を財務省、埼玉県知事及び桶川市長に提出する。
2、見学会の開催
飛行学校の存在については、戦争史の研究家はもとより、多くの人々に知れ渡っているわけではない。草の根運動的な活動による啓蒙活動によって多くの支援者、理解者を得たい。
3、写真集出版
本飛行学校における写真資料の豊富さは稀有であり、これら手元の資料を写真集の形で刊行する。
4、調査研究
残された飛行学校の施設は、全国に設置された陸軍飛行学校施設の残存状況を確認し、比較をする作業などをすすめる必要がある。
5、会報の発行
会員は全国的に広がりつつある。このような会員、賛助者に対し、会員相互の意思疎通と連帯感の醸成のためにも、今後の会の進む方向、会計報告、ニュースなど、会報として配布する。
6、その他協力事業
各種団体が実施する平和関連事業への支援協力。
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